西島悠也|福岡「沖ノ島」の歴史

西島悠也が語る沖ノ島の歴史

 

西島悠也

 

 

 

沖ノ島は、福岡県宗像市に属する九州本土から約60キロメートル離れた玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4キロメートルほどの孤島です。

 

 

 

つい最近世界遺産に登録された沖ノ島は、「神が宿る島」と呼ばれていて、山の中腹には宗像大社沖津宮があり、宗像三女神の田心姫神(たごりひめのかみ)を祀っています。

 

その田心姫神が嫉妬深い女の神様という事もあり、沖ノ島は女人禁制の島なのです。

 

沖ノ島に上陸できるのは男性のみで、また上陸する際には全裸となって海に入り“みそぎ”を行わなくてはならないという厳しいきまりがあります。

 

基本的には無人島なのですが、現在は沖津宮の神官が交代で1人派遣されて、常時滞在しています。

 

 

 

そして驚きなのが、本島から60キロメートルはなれた孤島でありながら、沖ノ島は1600年も前から航海の安全を祈る国家的な祭祀の場だったということです。

 

海の民と呼ばれる民族により神格化されて現代まで受け継がれたその信仰にロマンを感じずにはいられません。